小児歯科
お子さんの
素敵な笑顔のために・・・
たにもと歯科クリニックでは『こどもたちが楽しく通える歯医者さん』『子どもたちに優しい歯医者さん』を目指し、設備面の充実、むし歯治療に色々な工夫をしています。お子さんの大切な歯と心の健康を守るために、まずはお子さんを歯医者好きにしてみませんか?すでに歯医者嫌いになってしまった子どもさんも大丈夫!安心してお連れ下さい。楽しいキッズコーナーにご褒美プレゼント!きっと『歯医者さんて楽しいな』っと思ってもらえると思います。
乳歯の役割
乳歯にむし歯の多いお子さんは、しっかり噛むことができないため体の発育に影響したり、正しい発音で話しづらくなることがあります。また、むし歯で乳歯が早く抜けてしまうと、噛み合わせが悪くなり、あごの発達に悪影響を及ぼし歯並びが悪くなることがあります。
虫歯の進行と治療法
【C0】 初期むし歯
症状
歯の表面(エナメル質)が脱灰し、白濁して見えます。穴はあいていません。
治療法
適切なブラッシングやフッ素塗布・シーラントにより進行を抑えます。
【C1】 エナメル質 むし歯
症状
歯の表面(エナメル質)が溶かされ小さな穴が黒ずんで見える状態。冷たい物がときどきしみる程度で痛みはありません。
治療法
むし歯部分を削って取り除き、歯科用プラスチック(レジン)を詰めます。
【C2】 象牙質 むし歯
症状
エナメル質の下側にある象牙黄まで進行している状態。
冷たい物・甘い物がしみるようになり、時々、痛みがでることがあります。
治療法
むし歯部分を削り、歯科用プラスチック(レジン)を詰めます。範囲が大きければ銀歯(インレー)を詰めます。
【C3】 神経まで達した むし歯
症状
歯の中の神経まで進行した状態。熱いものもしみるようになり、何もしていなくてもズキズキ痛む事があります。
治療法
歯の神経(歯髄)を取り除き、消毒・貼薬をする(根管治療)必要があります。治療回数がかかります。最終的には銀歯の詰め物や被せものをします。
【C4】 歯の根しか残っていない むし歯
症状
神経が死んでしまっているので痛みはほとんどない状態。放置すると根に膿みがたまり、腫れたり、激しく痛みはじめます。
治療法
生え変わるまで抜かず根の治療(根官治療)を行い、腫れがあるときは切開をして膿みをだす必要があります。永久歯の萌出時期で歯のぐらつきがある場合は抜歯をします。
よくあるご質問
【 質問一覧 】
1. 虫歯って家族でうつるってホント?
2. 何歳から虫歯の治療はできますか?
3. 子どもが歯医者さんを嫌がらない工夫は何かありますか?
4. 歯磨きはいつから行なえばいいの?
また歯磨きを嫌がるのですが、何かいい方法はありますか?
5. どんな虫歯予防の治療をしてくれるの?
6. フッ素ってなぁに?
7. シーラントってなぁに?
8. キシリトールが歯に良いって聞くけどなんでなの?
9. 下から永久歯が見えてきているのですが、乳歯が抜ける気配がありません。
このままでいいのですか?
Q
虫歯って家族でうつるってホント?
A
ホントです。生まれたての赤ちゃんはだれも虫歯菌をもっていません。家族のだれかに虫歯菌がいれば唾液を介して感染します。
Q
何歳から虫歯の治療はできますか?
A
3歳前後からというのが一つの目安です。
これはある程度の理解力と忍耐力が備わっていると考えられるからです。
Q
子どもが歯医者さんを嫌がらない工夫は何かありますか?
A
いきなり歯を削るようなことはもちろんしません。歯医者さんが初めてのお子さんには、まずは安心してもらえるように『歯医者さんってこんなところだよ』と道具の説明をしたり、スタッフと仲良くなってもらうようにしています。 痛くない処置(歯磨き練習・フッ素塗布など)から始めて慣れてもらうように進めていきます。治療は、お子さんとのコミュニケーションがとれてから行なうようにしています。
Q
歯磨きはいつから行なえばいいの?また歯磨きを嫌がるのですが、何かいい方法はありますか?
A
乳歯が生え始めたら歯磨きをしていただくのがベストですが、ガーゼ・柔らかブラシでぬぐう程度で大丈夫です。まずは口の中に入れられたり、触られたりすることに慣れさせることを意識して下さい。嫌がる子供に歯磨きすることは大変ですよね。ポイントとして・・・
● みがき遊び・・・お子様に歯ブラシを持たせ、人形やぬいぐるみを使って一緒にみがく。
● 痛くしない・・・ガーゼで拭く→ゴム歯ブラシ→歯ブラシの順に使ってみる。
● 歌いながら・・・楽しい雰囲気で終わったら、うんと褒めてあげてくださいね。
● 泣いても・・・なるべく機嫌のよいときに嫌がっても一部分だけでもよいのでしっかりみがく。
一日で全体をキレイにしてあげる。
Q
どんな虫歯予防の治療をしてくれるの?
A
フッ素塗布やシーラント、歯みがき指導、むし歯にならないためのアドバイスを歯科衛生士が詳しく説明します。
Q
フッ素ってなぁに?
A
フッ素には、以下の4つの効果があります。
①むし菌の働きを抑制して酸を抑制して酸をつくらないようにする
②抗菌効果
③ミネラルの再石灰化を促進する
④エナメル質の耐酸性を向上させ歯を強くする
Q
シーラントってなぁに?
A
特に奥歯の溝にできた初期のむし歯(C0)にむし歯菌や食べカスがたまらないようにシーラント(プラスチックの一種)をつめて進行を防ぐものです。
ただし、シーラントは噛み合わせなどで欠けたり取れることもあるので定期検診でのチェックが必要です。
Q
キシリトールが歯に良いって聞くけどなんでなの?
A
キシリトールは砂糖と違い酸を全くつくらない天然甘味料です。効果としては、歯垢がつきにくくなりその中に隠れているむし歯菌もくっつきにくくするためむし歯になりにくくなります。また、噛むことで唾液の分泌を促し、歯を強くしてくれます。市販のキシリトールガムのほとんどはキシリトール100%ではなく、砂糖や水あめが入っています。歯科医院専用のキシリトールは100%なので歯みがきの後に食べてもむし歯の原因になりません。受付にて販売していますので、ぜひお試しください。
Q
下から永久歯が見えてきているのですが、乳歯が抜ける気配がありません。このままでいいのですか?
A
永久歯が見えてきているということは歯の生え変わり時期に近づいているといえます。乳歯がぐらついていないのに横から永久歯が見えてる時は特に放置していると歯並びに影響することがあるので、歯科で抜歯してもらうことをオススメします。