歯周病
歯が抜け落ちるその前に
歯を失う原因
歯周病とは、歯に付着した歯垢(プラーク)・歯石の中の細菌によって引き起こされる感染症です。そして、その原因により歯肉に出血・腫れなどの炎症が起こり歯を支えている骨が溶けてしまう病気です。歯周病の特徴として恐いのは自覚症状がないまま少しずつ進行し、自覚症状がでる頃にはかなり進行しているという点です。たにもと歯科クリニックでは『薬で歯周病を治す歯周内科治療』という最新の治療法を取り入れ、痛みの少ない歯周病治療も行なっております。
歯周病の比較図解
歯周内科治療とは?
簡単に言うと
『お口(歯周病)の除菌治療』です。
① 位相差顕微鏡での菌の確認
たにもと歯科クリニックは、来院されたすべての方が今のご自分のお口の中の状態を把握し、興味を持ってもらえるようカウンセリング致します。そして、これから先もずっと歯を大切にしていけるよう治療させていただきます。
② 細菌の除去薬剤の内服
顕微鏡検査で歯周病菌が確認できたとき、ジスロマックⓇという抗生物質を処方し内服してもらいます。
③ カビとり歯磨き剤での歯磨き
顕微鏡検査でカビ菌が多く確認できたときペリオバスターという液状歯磨き剤での歯磨きを自宅でしてもらいます。
④ 除菌前後の歯垢とり
歯科衛生士によるプロフェッショナルクリーニングをさせていただきます。
顕微鏡の写真
歯周内科治療の効果
約1週間で平均85%の患者さんが自覚症状の改善変化が認められました。
歯ぐきからの出血
口臭
朝起きたときのネバつき
歯ぐきからの膿(うみ)
その他に・・・
噛んだときの痛み改善 79%
歯ぐきの腫れ改善 77%
歯のぐらつき改善 66%
歯のしみる感じ改善 65%
などの改善が期待できます。
歯周病は治療の後が一番大切
軽度の歯周病は別として中・重度に進行した歯周病は治療を終えても残念ながら健康な方と同じ状態に回復するわけではありません。今後も原因菌を増やさぬ努力が必要ですが、進行した歯周病では患者さんに行なっていただく毎日の歯ブラシや歯周ブラシのみではコントロールしにくい状態になっています。あなたの歯の寿命は治療後のメインテナンス次第といえます。
一日でも長く自分の歯でおいしく食べるために予防・メインテナンスのプロである歯科衛生士があなたのパートナーとしてこれから長くサポートさせていただきます。